読書レビュー

最近、朝夜の2食になって毎食ごとに99で買ってきた「タコわさ」を食っている太平洋です。やばい。タコわさうますぎ。親が帰ってくるまで毎日たこわさ食べますよ☆

先週、中学時代からの友人(以下ピル様)と飲みながら推薦された本の「戦争広告代理店」と「勝負の分かれ目」を買いました。「勝負の分かれ目」はアマゾンですぐに買えたのですが、戦争広告代理店はアマゾンだと送料で本代のコストの3分の1がふっとぶので地道に地元で探すことに決めた。しかしこれが探せど探せどみつからない。俺は車もってないので基本チャリで移動しました。いやぁ、とうとう8軒目のお店(古本屋)にありました。まさか一冊の本買うのに3市にわたり移動して3時間もかかるとはおもわなかったわ。これなら藤沢の有隣堂にいっときゃよかったとちと後悔wwしかし内容はピル様がお薦めするだけあって濃くて面白かった。400ページもあって何日で読めるかなーとおもってたんだけど1日でよめちゃいました。みんなも機会があればよむべき。石田衣良の小説並みにはまった。で今は「勝負の分かれ目」を読んでます。読み終わったらレビューします。

本日の読書レビュー・・・「戦争広告代理店」
この本は、講談社ノンフィクション賞と新潮社ドキュメンタリー賞をもらったボスニア紛争のPR会社の立ち回りを描いた作品です。一言でこの本を言うなら「事実は小説よりも奇なり」!当時の私は、このボスニア紛争はあまり興味がなかったので、ユーゴスラビアボスニアに対して酷いことやってるんだろうな程度にしか思わなかったけれどこの本を読んだことで見方が一気にかわりました。メディアを制するものが国際政治や国を制するんだなと再認識。私はメディアが大嫌いだったのですが、この本を読んでますます大嫌いになりました。特に自分の苦労の度合い、相手との友好度、スクープを撮る執念によって真実等関係なく情報を流す。。まあ同じ人間なので理想で食ってはいけない、名誉欲があるのはわかっているのですが、そのために国を動かし、その人物または国民まで影響をあたえていることを考えると心の中で納得できないものを感じます。情報リテラシーとよばれる時代でも、真実がまったくない中から選ばらざるをえない状況を作り出すのは嫌いながらも相手にたいしてあっぱれ!といいたくなります。この本を読んでさらに情報を得る時は慎重にならなければいけないと思いました。

この本の評価・・・★★★★☆